冬のイヌシデを学ぶ
今回の大雪によって、大きなイヌシデの枝が折れてしまいました。
これだけ冬芽が出てきていた枝が折れてしまうのはちょっと残念。
ただ、あちこちで見られた他の折れた枝と同様に、病気のような緑の斑点が。
やはり弱っていたんでしょうか。
樹木の病気については完全に専門外。後で詳しい方に聞いてみようと思います。
さて、残念ではありますが折れてしまったものは仕方がない!
この機会にしっかり勉強させていただきます。
見にくかった冬芽を近くで観察するチャンス。
間近で見やすい!
イヌシデの冬芽。頂芽には虫こぶと思われるものが。
球状に異様に頂芽が大きくなります。イヌシデメフクレフシ。
形がまとまっている夏〜秋頃のイヌシデの果穂は、ミノムシのようにも見えます。
この写真ではすでにバラけてきていますが、冬にしてはまとまっているかと。
雪に感謝!
地面に雪が積もっていたおかげで、とっても見やすい資料写真が撮れました。
あいかわらずシデ類の識別には自信がないのですが、この果苞の形によって、イヌシデであることがはっきり分かります。
風を受けるとひらひらと飛んでいくような形状になっています。
前回の探鳥会の時にも、そういえばひらひらと飛んでいたような。